椎名林檎ホールツアー2018感想

2018年の3月から5月にかけて開催された椎名林檎のホールツアー、『椎名林檎のひょっとしてレコ発2018』改め『椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯』。林檎さんのファンクラブ、林檎班の会員はもう10月中にこの実演の円盤を手にしている人も多いが(自分も手にしていつもお世話になっている。)一般発売は11月21日なのでそれに先駆けて自分が行ったツアー日の感想を記しておこうと思う。

 

3月16日 会場は宇都宮市文化会館

もう8ヶ月も前になるのかぁ

まだ気温は寒かったけどライブが終わったあとはその実演の感動と衝撃でからだが熱くなっていたのを覚えている。
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5列目だったから、林檎さんの表情がよくみれた!!!
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2015年の百鬼夜行につづき衝撃的な内容だった。セトリ順に1曲ずつ感想を。

 

開演前はオーケストラが流れている。

19時。スクリーンに正方形がでてくる。

航空局に準えて[HYOREKO SPACE CENTER]

3:00と表示され3分間のカウントダウンが始まる。この3分は人生でいちばん長い(笑)

1:00で演奏陣が登場。林檎はまだ来ない。

 

①人生は思い通り

 

0:00!トロンボーンとホーンのイントロで始まる【人生は思い通り】。手を挙げながら林檎さん神々しく登場。王冠をつけてドレス。

いつもの「いらっしゃいませ」で深々とお辞儀。

「ようこそひょっとしてレコード発射2018へ」

なるほど!レコ発とはレコード発売とレコード発射を掛けてたのか!

 

②おいしい季節

 

2曲目はネコさんが居ないからか栗山千明のに近いアレンジの【おいしい季節】。アウトロがトロンボーンのかっこいいアレンジだった。

 

③色恋沙汰

 

そしてすぐ【色恋沙汰】。映像が綺麗だった。

 

④ギブス

 

そしてライブでは、10年振りの披露となった【ギブス】。初期のラブソングを歌うのは恥ずかしと言っていたし驚いた。「あなたは〜」で失神するかと思った。インド風の衣装でギターをかき鳴らす。

 

⑤意識

 

ギブスのアウトロから間髪入れずに【意識】。超かっこいいオルガンアレンジ。スクリーンには大きく「意」「識」のネオン、赤い文字で歌詞も流れる。オルガンソロでは「オルガン オルガン…」、ドラムソロでは「ドラム」と流れるお茶目な演出。

 

⑥真理の人(Natur Boy)

 

5曲目はナットキングコールのカバー曲【Natur Boy】を冒頭だけ歌いそのまま今回のメインテーマ航空局に準えてあの曲。

 

⑦JL005便で

 

映像でメンバー紹介。今回はドラムはみどりん、ベースは鳥越啓介、ギターは名越由貴夫、ピアノはヒイズミマサユ機トロンボーン村田陽一、トランペットは西村浩二、サックスは山本拓夫、ボーカル&ギターは椎名林檎

 

⑧弁解ドビュッシー

 

今回のセトリのなかでいちばん驚いたのは【弁解ドビュッシー】。ヒイちゃんコーラスで林檎さんがギターをひいて歌う。ギターのおとがでかすぎて耳がどうにかなるか思った。

 

⑨少女ロボット

 

9曲目は【少女ロボット】。航空局のアレンジに近い。

 

⑩浴室

 

10曲目はあの鳥肌のイントロ「テッテッテッテ」で始まる【浴室】。聴けて嬉しい。林檎博08の林檎を切る映像と共に扇子で林檎を切る仕草をする林檎。着物を段々と脱いでいく。そして最後は気緑色のキャミソール。髪を解いて長髪になった。これも林檎博の髪型と同じ。

 

薄ら氷心中   ⑫暗夜の心中立て

 

罪と罰でお馴染みの倒れ込む演出を2曲続けてやった【薄ら氷心中】と【暗夜の心中立て】。

薄ら氷心中は終盤寝転んで歌っていた。キャミソールから際どいとこがチラチラしてて危なかった(笑)。暗夜はオルガンアレンジでかっこよくなっていた。

 

⑬枯葉

 

長髪になった髪を切る映像と共に歌ひ手冥利~其ノ壱~収録のカバー曲【枯葉】をアカペラ全編フランス語で。

 

⑭眩暈

 

14曲目は座禅エクスタシー(2000年)で一夜だけ披露しそれ以来一度も披露していない幻の曲【眩暈】。アレンジはそのままでコーラスは録音。18年振りまさかの披露で感動。

 

⑮おとなの掟

 

15曲目は【おとなの掟】。英語にこだわっていたのにまさかの日本語。松崎ナオとのとも違うロックアレンジ。間奏はトロンボーンとトランペットアレンジだった。良き。

 

⑯重金属製の女

 

全音下げで印象が全然違った。けどスクリーンにうつる英詩がかっこよかった。

 

⑰静かなる逆襲

 

林檎さんアコギを持って熱唱。最後「天晴よ東京」でキメる。

 

⑱華麗なる逆襲

 

18曲目は逆襲シリーズで【華麗なる逆襲】。英語旗振りソング。二番サビ前に「宇都宮!」って言ってて可愛かった。グッズの無音Tシャツがかっこいい。

 

孤独のあかつき

 

渡辺あや作詞の日本語バージョン。このアレンジが一番いい。旗振りソング。会場が凄い乗ってた。その乗りのまま間髪入れずにあの盛り上がる曲へ。

 

自由へ道連れ

 

林檎さんギターをかき鳴らしながら熱唱。林檎博14では拡声器曲だったけど今回は普通のマイク。今回は拡声器での歌唱は無しだった。

 

㉑人生は夢だらけ

 

21曲目本編ラストは【人生は夢だらけ】。1曲目配置予想の斜め上を行きまさかのラスト。「この人生は夢だらけ」で拳を突き上げたあと床にマイクを置き林檎退場。演奏が終わると演奏陣も退場。相変わらず退場がはやい。(笑)

 

㉒丸の内サディスティック

アンコール1曲目は【丸の内サディスティック】最近多い英語バージョン(EXPOバージョン)。丸サステップが生で初めて見れた。「東京は愛せど」のあとの客の「シャドー!」に合わせてスクリーンに「シャドー」と出て「ん~」と林檎笑う。

 

㉓NIPPON

 

2曲目はライブでは三回連続披露している【NIPPON】。着物でギター。半音下げだった。間奏のギター早弾きは何回観ても鳥肌。

 

㉔野性の同盟

 

ライブラストの曲は【野性の同盟】。イントロで「お忙しいのにご都合つけていらして下さってありがとうございます。またすぐお会いしましょう」とかなんとか。「吐息の白さ/潔さ」でマイクを置いて林檎退場。最後アウトロのギターで煙幕が炊かれ照明チカチカ。しばらくすると煙が消えると演奏陣がもう居なかった。

 

現在、椎名林檎さんはデビュー20周年記念アリーナツアー『椎名林檎 林檎博'18-不惑の余裕-』を開催中だ。そっちのレポと感想も行ったあとにあげたいと思う。